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東勝寺跡

国指定史跡 東勝寺跡  平成10年7月31日 指定

 東勝寺は、13世紀前半に鎌倉幕府の三代執権北条泰時が創建した寺院です。
元弘三年 (1333)新田義貞らの鎌倉攻め の時、北条高時以下の一族郎党がここにたて
こもり、火をかけて最期をとげました。
 寺はその後直ちに再興され、室町時代には関東十刹の第三位に列する名刹となりま
したが、戦国時代には廃絶したとされています。
 北条得宗家の氏寺跡、鎌倉幕府滅亡の地として政治史的に極めて重要な遺跡で、
昭和51年、平成8・9年に行った発掘調査により寺院跡の一部が確認されています。

※ 得宗・・・執権 北条氏の嫡流(家督)のこと。

                    平成12年3月 鎌倉市教育委員会

東勝寺碑

元弘三年五月新田義貞 鎌倉ニ亂入スルヤ 高時小町ノ邸ヲ後ニ 父祖累世ノ墓所東勝寺ニ籠リ 百五十年来殷賑ヲ極メシ府下邸第肆廛ノ今ヤ一面ニ焔煙ノ漲ル所トナレルヲ望見シツゝ  一族門葉八百七十餘人ト共ニ自刃ス  其ノ北條執權史終局ノ惨澹タル一齣ハ 實ニ此ノ地ニ於テ演ゼラレタルナリ
                  大正七年三月建之     鎌倉町青年會

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