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鎌倉十井 のひとつ。別名、星月ノ井。昼なお暗いこのあたりでは覗くと昼間でも水面に
星が見えたという伝承が名前の由来。 江戸時代からは特に有名になって、極楽寺切通しを往来する人のために 「かけ茶屋」が建ち、井戸の水を売っていたが、関東大震災後に 水を売る光景は見られなくなったという。 星月夜は鎌倉にかかる枕詞。倉が暗(クラ)に通ずるからか。 また「星夜」の意。秋の季語。 われひとり 鎌倉山を こえゆけば 星月夜こそうれしかりけり 堀川院百首和歌 夕暮に こゆればせめて ほし月夜 かまくら山は やみにしも見ん 内山逸峰 北は円覚建長寺 南は大仏星月夜 片瀬腰越江ノ島も ただ半日の道ぞかし 鉄道唱歌9番 星月夜 光をたずね われや行く ・・ 県立鎌倉高等学校校歌2番 オトナには なれぬ気がして 星月夜 黛まどか 星月夜ノ井ハ 一ニ星ノ井トモ云フ 鎌倉十井ノ一ナリ 坂ノ下ニ属ス 往時此附近ノ地 老樹蓊鬱トシテ晝尚暗シ 故ニ稱シテ星月谷ト曰フ 後轉ジテ星月夜トナル 井名蓋シ此ニ基ク 里老言フ 古昔此井中晝モ星ノ影見ユ 故ニ此名アリ 近傍ノ婢女誤ツテ菜刀ヲ落セシヨリ以来 星影復タ見エザルニ至ルト 此説最モ里人ノ為ニ信ゼラルルガ如シ 慶長五年六月 徳川家康京師ヨリノ帰途 鎌倉ニ過リ特ニ此井ヲ見タルコトアリ 以テ其名世ニ著ハルルヲ知ルベシ 水質清冽 最モ口ニ可ナリ 昭和二年三月建 鎌倉町青年團 |